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コラム

Column

2025.07.31

子供の虫歯予防にシーラントは効果的?そのデメリットとは?

1. 「シーラントって必要?なんとなく不安…」と感じたときに

・まずは知ってほしい、シーラントの基本

「子供の虫歯予防にシーラントがいいって聞いたけど、本当に必要なの?」と感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。シーラントとは、奥歯の溝にレジン(プラスチック樹脂)を流し込み、虫歯菌や汚れが入り込まないようにコーティングする予防処置のことです。

特に6歳ごろに生えてくる「第一大臼歯(6歳臼歯)」は、溝が深く歯ブラシが届きにくい上、まだエナメル質が未成熟なため、虫歯リスクが非常に高いといわれています。歯みがきに自信のない年齢だからこそ、こうした予防処置が大きな意味を持ちます。

・虫歯リスクが高い“奥歯”にこそ有効

虫歯は、歯の表面ではなく「溝」や「歯と歯の間」といった磨き残しがちな場所から発生することが多く、特に奥歯の噛む面は虫歯の温床になりやすい部位です。シーラントは、そうした溝を物理的に埋めることで、汚れのたまり場をなくし、虫歯の原因菌が棲みつきにくくする効果が期待されます。

子供の虫歯予防においては、ただ歯を磨くだけでは限界があります。特に小学校低学年までは仕上げ磨きが必要と言われるように、まだ自分で完璧に口腔内を清潔に保つのは難しいもの。だからこそ、シーラントは「第二の歯磨き」として、多くの小児歯科で導入されています。

・“万能ではない”からこそ知っておくべき注意点

ただし、シーラントは魔法の処置ではありません。誤解されがちなのが、「シーラントをすれば絶対に虫歯にならない」と思ってしまうことです。実際には、素材が劣化したり、噛む力で取れてしまったりすることもあるため、定期的なメンテナンスが必須です。

また、すでに虫歯ができかけている歯には適応できない場合がありますし、シーラント自体が取れてしまった場合、取れた部分に気づかず放置することで、かえって虫歯のリスクを高めるケースもあります。こうした“シーラントのデメリット”を理解した上で、活用することが大切です。

「子供の虫歯予防に良い方法はないかな?」「シーラントって本当に必要?」と迷ったときこそ、小児歯科でのプロの判断を仰ぐことをおすすめします。お子さまの歯の状態や磨き方の癖、家庭での食習慣などを踏まえて、シーラントが効果的かどうかを丁寧にご案内いたします。

大切なのは、「処置をすれば終わり」ではなく、定期的に確認していくこと。シーラントは、虫歯になりやすい時期にできる“強い味方”の一つです。その効果と注意点を正しく知ることが、お子さまの歯の未来を守る第一歩になるでしょう。

2. 子供の虫歯は“予防が9割”の時代に

・削る前にできる最大の防御策

ひと昔前までは、「虫歯になったら歯医者へ行って治す」というのが当たり前の考え方でした。しかし現在は、“虫歯をつくらない”ための「予防歯科」が主流です。特に子供の虫歯においては、適切なタイミングで予防処置を受けることで、将来にわたって健康な歯を維持できる可能性が大きく広がります。

予防の中でも代表的なのが「シーラント処置」です。これは奥歯の深い溝をレジンでふさぎ、汚れや菌が入り込まないようにする方法で、削ることなく虫歯を未然に防ぐという点で非常に優れた“攻めの予防策”といえます。

・歯の質が弱い乳歯期こそケアの徹底を

乳歯や生えたばかりの永久歯は、エナメル質が薄く、虫歯菌の酸に対する抵抗力も未熟です。そのため、大人の歯よりもはるかに虫歯になりやすく、しかも進行も早いという特徴があります。

このようなリスクが高い時期に、しっかりと予防対策を講じることが非常に重要です。シーラントは、こうした乳歯期から混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)にかけての虫歯予防に高い効果を発揮します。ただし、すべての歯に適用できるわけではなく、歯の状態や噛み合わせなどを見極めたうえで行う必要があります。

・ご家庭でのセルフケアだけでは限界がある

もちろん、毎日の歯磨きや仕上げ磨きは虫歯予防の基本です。ただし、どれだけ丁寧に磨いていても、歯の構造的に磨き残しが生じやすい箇所というのは必ず存在します。特に奥歯の溝は歯ブラシの毛先が届きにくく、虫歯ができやすい部位として知られています。

そのような“弱点”をカバーする役割を果たすのが、シーラントです。物理的に汚れがたまらないようにすることで、虫歯菌が増殖しにくい環境をつくります。もちろん、これだけで完璧に予防できるわけではありませんが、セルフケアとプロフェッショナルケアを組み合わせることで、虫歯リスクを大幅に下げることが可能です。

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」という言葉に触れると、「やった方がいいのはわかるけど、ちょっと心配…」と感じる保護者の方も多いはずです。確かに、シーラントには“取れてしまう”“長期間の保証がない”といった注意点もありますが、それ以上に“削らないで守れる”という大きなメリットがあります。

虫歯になる前の“予防の一歩”として、シーラントは非常に有効な手段です。小児歯科では、お子さま一人ひとりのリスクに応じて最適なタイミングや処置方法をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

3. シーラントの仕組みと効果を正しく理解しよう

・どんな素材?安全性は?

シーラントは、子供の虫歯予防に多くの小児歯科で取り入れられている処置ですが、そもそも「どんな材料が使われているのか」「体に害はないのか」と気になる保護者の方も少なくありません。

シーラントに使われている主な材料は、フッ素を含む樹脂系のレジン(プラスチック素材)です。歯の溝に流し込んで、表面をなめらかに覆い、汚れや細菌が入り込まないように物理的なバリアをつくります。日本国内で使用されているものは、すべて厚生労働省の認可を受けた安全性の高い素材であり、乳幼児にも安心して使用できます。

・どの歯に適用されるの?

シーラントの主な対象は「奥歯の噛み合わせ面」、特に第一大臼歯(6歳臼歯)や第二大臼歯です。これらの歯は溝が深く、磨き残しが起こりやすいため、虫歯の発生リスクが高い部位です。また、乳歯の奥歯にも施されることがあります。

ただし、すべての歯がシーラントの対象になるわけではありません。溝が浅くて自浄性の高い歯や、すでに初期の虫歯がある歯には適応されないこともあります。したがって、実施する際は必ず歯科医師による診断が必要です。お子さまの口腔内の状態をしっかり見極めたうえで、適応の有無を判断します。

・効果の持続期間とメンテナンスの重要性

シーラントの効果は永続的ではありません。噛む力や食事、歯ぎしりなどの影響で、少しずつ摩耗したり、欠けたり、取れてしまうこともあります。そのため、半年~1年に1回は定期的な検診で状態をチェックし、必要に応じて補修や再処置を行うことが大切です。

また、処置直後はしっかり密着していても、経年劣化や唾液による影響で接着力が弱まることがあります。これを放置すると、シーラントが取れた隙間から汚れが入り込み、かえって虫歯を引き起こしてしまうケースもあります。こうした“デメリット”を防ぐためにも、シーラントは“やって終わり”ではなく、“定期的に見守る予防処置”として位置づける必要があります。

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」というキーワードで情報を探している方には、ぜひ“仕組みを正しく理解したうえで判断する”ことをおすすめします。確かにシーラントにはメンテナンスの手間や再処置の必要といった注意点がありますが、それ以上に「歯を削らずに虫歯を予防できる」という点で、非常に価値のある方法です。

シーラントを検討中の方は、まず一度小児歯科で相談してみてください。お子さまの口腔内の状態に合わせて、最適な予防計画をご提案いたします。

4. 「やらなくてもいい」と言われるケースの理由

・歯の溝が浅い・フラットなタイプ

「子供にシーラントをした方がいいのか相談したら、『必要ありませんよ』と言われて驚いた」という保護者の声を耳にすることがあります。予防に良いとされるシーラントですが、すべての子供に一律で行われるわけではありません。実は“やらなくてもよい”と判断されるケースもきちんと存在します。

代表的なのが、歯の溝が浅く、食べかすや汚れがたまりにくいタイプの歯です。こうした歯は本来の形状そのものに“自浄性”があり、歯ブラシでの清掃もしやすいため、無理にシーラントをする必要がないと判断されることがあります。特に、奥歯の溝が浅く丸みを帯びている子供の場合、自然な清掃性を活かして経過観察とセルフケアの指導が優先されるのです。

・すでに虫歯がある歯には不向き

もう一つのパターンが、「すでに虫歯が始まっている歯」。シーラントは“健康な歯を虫歯から守る”ための処置であり、初期の虫歯や脱灰(歯の表面が溶け始めている状態)がある歯に行うと、かえって内部で虫歯が進行してしまうリスクがあります。

そのため、歯科医師は事前に歯の状態を丁寧に診査し、「この歯はもう処置のタイミングを過ぎている」「まず虫歯治療を優先すべき」という判断をすることもあります。このようなケースでは、無理にシーラントをせず、必要に応じて適切な治療や、他の予防方法へ切り替えることが推奨されます。

・毎日の歯磨き習慣がしっかりできている場合も

意外に見落とされがちですが、家庭での歯みがき習慣が安定している子供、特に仕上げ磨きが徹底されていて、虫歯リスクが非常に低いと判断される場合には、「今は必要ない」と伝えられることもあります。

このような子の場合、歯の構造と生活習慣が合わさって虫歯の発生リスクが低く、過剰な予防処置を避けた方が望ましいとされるのです。もちろん、「今は不要」であっても、成長や生活環境の変化によって必要になるタイミングが訪れる可能性もありますので、定期的なチェックは欠かせません。

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」と検索して慎重になっている方にこそお伝えしたいのは、“必要な子もいれば、そうでない子もいる”ということです。大切なのは、一人ひとりのお口の状態と生活習慣を総合的に判断し、最適なタイミングと処置方法を選ぶこと。

「勧められなかった=悪いこと」ではありません。むしろ、歯科医師がその子にとってベストな判断をしている証拠です。必要かどうかを見極めるには、やはり信頼できる小児歯科での定期検診が欠かせません。

5. 知っておきたいシーラントの“デメリット”

・100%防げるわけではない

「シーラントをすればもう安心!」と考えてしまう保護者の方も少なくありませんが、実はそれが一番の落とし穴です。シーラントはあくまで“虫歯のリスクを減らすための補助的な処置”であり、100%虫歯を防げるものではありません。

たとえば、シーラントを施した歯であっても、歯と歯の間や前歯、あるいはシーラント処置をしていない他の歯が虫歯になることは十分あり得ます。シーラントは万能ではないからこそ、「これで虫歯はできない」と過信するのではなく、定期的な検診と家庭でのケアを継続することが重要です。

・取れたり欠けたりすることがある

もうひとつ、シーラントのデメリットとして知っておきたいのが、“経年劣化による剥がれ”です。シーラントは一度処置すれば永久にそのまま、というわけではありません。噛む力や食べ物の影響で、時間とともに取れたり、欠けたりすることがあります。

特に、咬合力が強いお子さまや、硬い食べ物をよく噛む習慣がある子の場合、数ヶ月〜1年ほどで部分的に剥がれてしまうケースもあります。そうなると、溝の中に汚れが入り込み、かえって虫歯のリスクが高くなってしまうことも。

このようなトラブルを防ぐためには、シーラントを行った後も定期的に歯科医院で状態をチェックしてもらい、必要に応じて補修や再処置を行うことが欠かせません。

・歯が生えるたびに繰り返す可能性も

子供の口の中は常に成長しており、次々と新しい永久歯が生えてきます。つまり、一度シーラントをしても、新たに生えてきた歯にも同様の処置が必要になることがあります。特に第一大臼歯(6歳臼歯)に続き、第二大臼歯(12歳臼歯)などが生えてきたタイミングで、再び検討する必要が出てきます。

また、乳歯の奥歯にシーラントを行った場合も、生え変わりの時期に合わせて注意深く経過を見守る必要があります。「シーラント=一度で終わり」ではなく、“成長に合わせて何度か繰り返す可能性がある”という点を、あらかじめ理解しておくことが大切です。

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」で情報を集めている方にこそお伝えしたいのは、シーラントはたしかに効果的な処置ですが、決して“やれば終わり”ではないということです。むしろ、処置後のフォローアップこそが本当のスタートです。

正しく理解して活用すれば、シーラントはお子さまの大切な歯を守る強い味方になります。デメリットを知ったうえで、最善の選択ができるよう、小児歯科での相談をぜひご活用ください。

6. シーラントを勧められたときに確認しておきたいこと

・対象の歯と理由を必ず聞こう

小児歯科で「そろそろシーラントをしておきましょう」と言われたとき、流れのままに受ける前に、ぜひ確認しておきたいポイントがあります。まず大切なのは、「どの歯に、なぜシーラントをするのか」をしっかりと説明してもらうことです。

たとえば、6歳臼歯の溝が深く、ブラッシングだけでは清掃が難しいと判断された場合など、処置の目的は明確にあるはずです。「子供の虫歯予防として有効なのは理解しているけれど、必要性がよくわからないまま流れで…」という状況は避けましょう。歯科医師からきちんと理由を聞くことで、納得感をもってケアを受けさせることができます。

・処置後のメンテナンス計画を確認

シーラントは一度行えばそれで終わりではありません。取れたり、欠けたりすることがあるため、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。したがって、処置前には「どのくらいの頻度で見直しが必要か」「剥がれてきた場合の対応はどうなるのか」を必ず確認しておきましょう。

医院によっては、定期検診のたびにシーラントの状態をチェックし、必要に応じて再処置を無料または低価格で行っているところもあります。こうしたアフターケアの方針も、歯科医院選びの大切なポイントです。

また、シーラントの“デメリット”として放置による虫歯リスク(剥がれに気づかず進行する虫歯)が挙げられるからこそ、アフターサポート体制の有無は非常に重要です。

・保険適用の範囲もチェック

保護者の方が気になる費用面についても、事前に確認しておくと安心です。シーラントは、条件を満たせば保険適用が可能な処置です。たとえば、日本の保険制度では、小学校就学前の乳歯や、6歳臼歯(第一大臼歯)などの永久歯に対して、虫歯予防の目的でシーラントを行う場合は保険が適用されるケースがあります。

ただし、医院によっては自由診療で対応していることもあるため、費用が気になる場合は「これは保険適用になりますか?」と率直に質問してみてください。治療の内容や適用年齢によっても変わるため、事前の確認がとても重要です。

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」というキーワードに惹かれて情報を探している保護者の方は、きっと「本当に必要なのか」「やっても大丈夫なのか」といった不安を抱えているのではないでしょうか。

だからこそ、処置前にきちんと話を聞き、納得してから受けることが何より大切です。医師としっかりコミュニケーションを取ることで、シーラントの効果を最大限に活かすことができます。

不安な点は遠慮せずに質問し、お子さまにとって最も良い選択ができるよう、私たち小児歯科がお手伝いします。

7. シーラントは“定期検診”とセットで考えるべき理由

・予防処置の効果は“継続”にあり

シーラントは、子供の虫歯予防に非常に効果的な処置として知られていますが、その効果を最大限に活かすためには「定期検診とのセット」が欠かせません。なぜなら、シーラントは時間とともに劣化したり、噛む力や飲食によって部分的に剥がれることがあるからです。

シーラントが剥がれてしまうと、かえってそのすき間から汚れや菌が入り込み、虫歯が進行するリスクすらあります。この“シーラントのデメリット”を防ぐためにも、歯科医院で定期的に状態をチェックし、必要に応じて補修・再処置を行うことが非常に重要です。

・欠けや剥がれを早期に見つけるには?

シーラントの剥がれや欠けは、保護者が目視で気づくことはほとんどありません。実際、見た目には問題がなさそうでも、噛み合わせの中で少しずつ摩耗していることが多くあります。特に子供の場合、歯の形が日々成長によって変化していくため、プロの目で定期的に確認することが必要不可欠です。

また、剥がれた状態を放置してしまうと、そこに汚れが蓄積しやすくなり、虫歯菌が活動する“隠れ家”となってしまいます。こうした二次的なリスクを避けるためにも、3〜6ヶ月に1度の定期検診を目安に、口腔内のチェックを受けることをおすすめします。

・家庭では気づけない変化をプロが見守る

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」を調べている保護者の多くが抱える疑問のひとつが、「ちゃんと効果が続いているのか」「トラブルが起きていないかどうか」ということです。こうした不安を解消するのが、歯科医院での定期的な経過観察です。

小児歯科では、シーラントの状態だけでなく、歯の生え変わりやかみ合わせ、仕上げ磨きの質など、成長に応じたさまざまな視点から口腔内を見守ります。定期的な診察を通じて、小さな異常や変化を見逃さず、トラブルが起きる前に対処できるのです。

また、成長に伴って必要なくなるシーラントの撤去や、次に生えてくる歯への適応なども、タイムリーに判断してもらえるため、“予防から予測へ”と、より高度なケアが可能になります。

シーラントは単独で完結する処置ではありません。むしろ、定期検診と組み合わせることでその予防効果を長期間にわたって持続させることができます。処置後のチェックと経過観察をセットで行うことで、「せっかく予防したのに虫歯に…」という残念な事態を防げるのです。

お子さまの大切な歯を守るために――。シーラントを選ぶなら、ぜひ定期検診も習慣化して、「やって終わり」ではない、継続的な予防ケアを心がけてみてください。

8. 「子供が嫌がりそう…」への対応法

・処置は痛みもなく、時間も短い

「シーラントって良さそうだけど、うちの子は歯医者さんが苦手で…」と、実際の処置以前に“子供が嫌がるかもしれない”という理由で迷われる保護者の方も多いです。しかし、安心してください。シーラントは削らない、痛みのない、短時間で終わる処置です。

麻酔の注射や削る作業は一切なく、歯を乾燥させて薬剤を塗るだけなので、多くの場合は5〜10分程度で終了します。嫌がる前に終わってしまうほどシンプルな流れで、むしろ「これだけで終わり?」と驚かれることもあるほどです。

・怖がる子にはステップ方式で慣らす

それでもお子さまの中には、椅子に座るだけで泣いてしまう、口を開けられない、器具を怖がるといった反応を示すことがあります。こうした場合でも、小児歯科では“無理に進めない”ステップ方式で慣れてもらう対応をしています。

初回は診察台に座るだけ、次回はお口を開けてみるだけ、さらにその次で処置を少しだけ…と、段階的に歯科に慣れていけるよう配慮します。こうした心理的なサポートは、小児専門の歯科医院ならではの強みです。

また、保護者がそばにいて励ましたり、先生やスタッフが優しく声かけをすることで、子供の緊張をほぐすことも可能です。大人が「大丈夫だよ、痛くないからね」と自信を持って伝えることも、安心感につながります。

・通いやすい小児歯科の選び方

子供が歯科を嫌がるかどうかは、実は“医院選び”にも大きく左右されます。院内が明るく、子供向けの装飾や絵本が用意されている、スタッフが子供の対応に慣れている、治療後にちょっとしたご褒美がある――そんな医院なら、初めてでも楽しい気持ちで通えるようになります。

また、診療前にきちんと説明をしてくれたり、子供のペースに合わせて進めてくれるかどうかも重要です。口コミや医院の公式サイトなどで「子供が通いやすい雰囲気か」「小児対応に慣れているか」を事前に確認すると安心です。

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」と検索されている方の多くは、「必要性は感じているけど、うちの子が受けられるか不安…」というお気持ちかもしれません。でも、子供の虫歯予防の大切さに気づいて行動を起こそうとしているその姿勢が、すでに素晴らしい一歩です。

怖がるお子さまへの対応法も、小児歯科にはたくさんの経験と工夫があります。まずは「相談だけでも」――その一言から、お子さまが歯医者さんに慣れていく道が始まります。

9. 実際にシーラントを受けた子のその後

・むし歯ゼロを維持できたケース

実際に小児歯科でシーラントを受けた子供たちの多くが、定期的な検診と家庭でのケアをあわせて行うことで、虫歯ゼロの状態を維持しています。特に第一大臼歯(6歳臼歯)にシーラントを行ったケースでは、「小学校を卒業するまで一度も虫歯にならなかった」という声も珍しくありません。

その理由は、虫歯ができやすい奥歯の溝を“物理的に封鎖する”というシーラントの性質にあります。さらに、処置後も定期的に通院してメンテナンスを受けることで、予防効果が継続され、結果的に大きな治療をせずに済むのです。

・取れたことに気づかず再虫歯になった例も

一方で、シーラントの“デメリット”として注意したいのが、「取れたことに気づかず、そのまま放置して虫歯が進行した」というケースです。シーラントは永久に残るものではなく、咬合や経年劣化により欠けたり剥がれたりする可能性があります。

このような事態は、処置後に定期検診を受けていなかったり、「一度やったからもう大丈夫」と思い込んでメンテナンスを怠ったことによって起こることがほとんどです。つまり、シーラントの効果を活かすには、継続的な管理が不可欠であるということです。

・大切なのは「やって終わり」にしないこと

シーラントは、虫歯になりやすい子供の歯を守るための“スタート地点”であり、ゴールではありません。「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」と調べる方の多くが不安に思うのは、“その後どうなるのか”という点ではないでしょうか。

確かに、シーラントには剥がれる可能性や、定期メンテナンスが必要という側面もあります。しかし、そこを理解した上で適切にフォローしていけば、非常に高い虫歯予防効果を得られるのも事実です。

たとえば、毎回の定期検診でシーラントの状態をチェックし、必要に応じて補修を行う。家庭では仕上げ磨きを習慣にして、甘いおやつの摂取も工夫する。こうした地道な積み重ねが、子供の歯の健康を長く守ってくれます。

実際の臨床でも、「最初は嫌がっていたけど、今では喜んで通院してくれるようになった」「シーラントと定期検診のおかげで、虫歯の治療経験が一度もない」という保護者の声が多く寄せられています。

お子さまにとっての“虫歯ゼロの未来”を目指すなら、まずはシーラントをきっかけに、歯科とのよい関係づくりを始めてみてはいかがでしょうか。

10. あなたの子にとって本当に必要か、まずは相談から

・シーラントの適応は“全員”ではない

「シーラントは虫歯予防に良いらしいから、うちの子にもやっておこうかな」と思われる方も多いかもしれません。たしかに、子供の虫歯予防においてシーラントは非常に有効な方法の一つです。しかし、だからといってすべての子に一律で必要かというと、答えはNOです。

実は、シーラントの適応は歯の形や汚れのたまりやすさ、虫歯リスクの高さなど、複数の要素から判断されます。たとえば、歯の溝が浅く清掃性が良い場合や、家庭での仕上げ磨きが行き届いていて、虫歯のリスクが低い場合は、「今は必要ない」と判断されることもあります。

・一人ひとりの口腔内リスクを見極めて判断

子供の虫歯予防は、「万人向けのマニュアル」があるわけではありません。生え方、食生活、生活習慣、仕上げ磨きの有無――こうした背景によってリスクは大きく変わります。だからこそ、小児歯科では一人ひとりの状態に応じた予防計画を立てていくことが大切です。

実際、同じ年齢でも虫歯リスクの高い子と低い子がいますし、兄弟姉妹でも全く異なるケアが必要なケースも珍しくありません。つまり、情報だけで「やったほうがいい」と自己判断するよりも、「専門家に状態を見てもらい、必要性を判断してもらう」ことが何より大切なのです。

・気になるなら、まずは気軽にご相談を

「子供 虫歯予防 シーラント デメリット」と検索している時点で、すでにお子さまの歯の健康を大切に思っておられる証拠です。ただ、インターネットだけでは正しい判断が難しいのも事実。だからこそ、迷ったらまず小児歯科に相談してみてください。

相談の場では、お子さまのお口の中を丁寧にチェックし、必要に応じてシーラントの適応を判断し、メリットとデメリットの両面をしっかりご説明いたします。ご家庭でのケアのアドバイスや、仕上げ磨きの方法なども含めた総合的なサポートが受けられます。

無理に処置を勧めるのではなく、お子さまにとって本当に必要かどうかを一緒に考え、納得の上で進めることが、医療の本質です。あなたとお子さまにとって最善の選択をしていくためにも、ぜひ一度、気軽な相談からはじめてみてください。

小さな一歩が、将来の大きな安心へとつながっていきます。

 *監修者
医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィスforキッズ
ドクター 松本圭史
*経歴
2005年 日本大学歯学部卒業。2005年 日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 入局。
2006年 日本大学歯学部大学院 入学。2010年 同上 卒業。
2010年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 助教
2013年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 専修医
2016年 医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス 新規開院
2025年 医療法人社団桜風会松本デンタルオフィスforキッズ 開院予定

*所属学会
日本補綴歯科学会
日本口腔インプラント学会
日本歯科審美学会
日本顎咬合学会
*スタディグループ
5-D Japan
Esthetic Explores

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