こんにちは。松本デンタルオフィスforキッズです。
「子どもがテレビを見ているときも、宿題をしているときも、いつも頬杖をついている」「何度注意しても無意識に頬杖をついてしまうけれど、このままで大丈夫なのだろうか」と気になっていませんか。
頬杖は多くのお子様にみられる何気ない癖の一つですが、**成長期には歯や顎が発達の途中にあるため、同じ側から長時間力が加わる習慣が続いている場合は、お口の状態も含めて確認することが大切です。**一方で、「頬杖をついているから必ず歯並びが悪くなる」と一概にいえるものではありません。歯並びや噛み合わせには、顎の成長や遺伝、舌や唇の使い方、口呼吸など、さまざまな要因が関係しています。
そのため、頬杖だけを無理にやめさせようとするのではなく、「いつ、どのくらい、どちら側で頬杖をついているのか」「ほかにも気になる癖はないか」といった日頃の様子を見守ることが重要です。何気ない生活習慣の中に、お口の成長を考えるヒントが隠れていることもあります。
今回は、子どもの頬杖と歯並び・噛み合わせの関係をはじめ、家庭で確認したいポイントや受診の目安、歯科医院で行うチェックについて分かりやすく解説します。お子様の健やかなお口の成長を見守るために、ぜひ参考にしてください。
1.「頬杖が多いけれど大丈夫?」と気になる理由

お子様がテレビを見ているときや絵を描いているとき、いつも頬杖をついていると、「このまま続けて歯並びが悪くならない?」「顎がゆがんでしまわない?」と心配になる保護者の方もいるでしょう。頬杖は子どもによくみられる何気ない姿勢の一つですが、成長期に同じ姿勢を長時間繰り返している場合には、歯や顎へ加わる力についても考える必要があります。まずは頬杖をやめさせることだけを考えず、どのような場面で、どの程度行っているのかを観察してみましょう。
頬杖はよくある癖でも歯並びへの影響が気になる
頬杖は、勉強中や食事中、テレビを見ているときなど、リラックスした場面で無意識に行っていることがあります。
「顔を手で押しているから歯並びまで変わってしまうのでは」と不安になるかもしれませんが、頬杖をついているという事実だけで、将来の歯並びが決まるわけではありません。
歯並びには顎の成長や歯の大きさ、遺伝的な要因、舌や唇の使い方など、さまざまな要素が関係します。
たまにつく場合と日常的に繰り返す場合の違い
短時間、たまに頬杖をつく程度であれば、必要以上に心配することはありません。
一方で、毎日のように長時間頬杖をつき、同じ方向から歯や顎へ力が加わる状態が続いている場合には注意が必要です。
特に子どもの顎や噛み合わせは成長途中にあるため、癖の強さだけでなく「どのくらい長く、繰り返しているか」も確認することが大切です。
まず確認したい頬杖の頻度・時間・左右の偏り
頬杖が気になったら、まず日常生活の中で様子を観察してみましょう。
確認したいのは、
・毎日頬杖をついているか
・1回にどの程度続いているか
・いつも右・左の同じ側ではないか
・勉強や食事など特定の場面で増えていないか
といった点です。
子どもの頬杖は、一度ついただけで歯並びに問題が生じるものではありません。ただし、同じ側で長時間繰り返している場合は、日頃の姿勢や歯並び、噛み合わせにも目を向け、気になる変化があれば歯科医院へ相談しましょう。
- 頬杖をつくことだけで、将来の歯並びが決まるわけではありません。
- 同じ側で長時間、繰り返し頬杖をつく習慣がある場合は注意して観察しましょう。
- 頬杖の頻度や時間、左右の偏りを確認し、気になる変化があれば歯科医院へ相談することが大切です。
2.頬杖が子どもの歯並びに影響することはある?

「頬杖をついていると歯並びが悪くなる」と聞き、すぐにやめさせなければと心配になる保護者の方もいるでしょう。確かに、歯や顎は周囲から受ける力の影響を受けるため、長時間同じ姿勢を繰り返す習慣には注意が必要です。しかし、頬杖をつくことだけが原因となって歯並びや噛み合わせが決まるわけではありません。お子様の成長やほかの習慣も含めて考えることが大切です。
頬杖だけで歯並びが決まるわけではない
歯は、舌や唇、頬などから受ける力のバランスの中で位置しています。そのため、外側から力が加わる頬杖も、条件によっては歯や顎への影響を考える要素の一つです。
ただし、「頬杖をしている=歯並びが悪くなる」と一律に判断することはできません。
頬杖の頻度や時間、力のかかり方、成長段階などによって状況は異なるため、一つの癖だけを原因と決めつけないことが重要です。
成長期に同じ方向から力が加わり続けることへの注意
子どもの歯や顎は成長途中にあり、乳歯から永久歯への生え変わりによって噛み合わせも変化していきます。
この時期に毎日長時間、いつも同じ側で頬杖をついていると、歯列や顎へ一定方向から力が加わる状態が繰り返されます。
短時間の頬杖を過度に心配する必要はありませんが、同じ姿勢が習慣化していないかを確認しておくことは大切です。
歯並びは遺伝・顎の成長・口腔習癖など複数の要因が関係する
子どもの歯並びや噛み合わせには、さまざまな要因が関係します。
例えば、
・顎や歯の大きさなどの遺伝的要素
・上下の顎の成長バランス
・永久歯が生える位置や方向
・舌や唇の使い方
・指しゃぶりや口呼吸などの口腔習癖
などです。
頬杖もこうした要素の一つとして捉え、歯並びだけでなく、お口の機能や成長を総合的に確認することが重要です。
頬杖だけで子どもの歯並びが決まるわけではありません。ただし、成長期に同じ側から長時間力が加わる習慣が続いている場合には注意が必要です。頬杖だけに注目せず、顎の成長や噛み合わせ、ほかの口腔習癖も含めて見守りましょう。
- 頬杖だけが原因となって、子どもの歯並びや噛み合わせが決まるわけではありません。
- 成長期に同じ側で長時間頬杖をつく習慣が続いている場合は、歯や顎への力に注意が必要です。
- 顎の成長や舌・唇の使い方、ほかの口腔習癖なども含めて総合的に確認することが大切です。
3.頬杖によって歯や顎にはどのような力が加わる?

頬杖をつくと、手のひらで頬や顎を支えるため、顔の片側から歯や顎に力が加わります。短時間であれば過度に心配する必要はありませんが、毎日同じ姿勢を長時間続けている場合には注意が必要です。特に成長期の子どもは歯の生え変わりや顎の成長が続いているため、頬杖によってどの方向から、どのくらいの時間力が加わっているのかという視点で考えることが大切です。
頬から加わる持続的な力と歯の位置との関係
歯は顎の骨に固定されているため簡単に動くものではありませんが、持続的に一定方向から力が加わると、その影響を受けることがあります。
実際に矯正治療でも、適切にコントロールした力を継続的に加えることで歯を少しずつ移動させます。
頬杖による力は矯正治療のように管理されたものではありませんが、毎日のように同じ部分を押し続ける習慣がある場合には、歯列へ加わる力の一つとして確認する必要があります。
下顎を横から押す姿勢が噛み合わせに与える可能性
頬杖のつき方によっては、頬だけでなく下顎を横や斜め方向から押す姿勢になることがあります。
上下の歯が噛み合う位置は、歯並びだけではなく上下の顎の位置関係とも関係しています。そのため、成長期に偏った姿勢を長時間繰り返している場合には、噛み合わせの状態とあわせて確認することが大切です。
左右どちらか一方だけで頬杖をつく場合に注意したいこと
特に確認したいのが、「いつも右側」「必ず左側」など、頬杖をつく側が偏っている場合です。
例えば、
・顔を傾けて座ることが多い
・同じ手で頬を支えている
・食事でも片側ばかり使っている
など、ほかの左右差がないかも観察してみましょう。
頬杖だけで顎の左右差が生じると断定することはできませんが、偏った習慣が続いている場合は、歯並びや噛み合わせも含めて確認すると安心です。
頬杖では、頬や下顎に一方向から力が加わります。特に成長期に同じ側で長時間繰り返している場合は、歯列や噛み合わせへの影響も考慮することが大切です。左右差やほかの癖も含めてお子様の様子を見守りましょう。
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頬杖では、頬や下顎に一方向から力が加わります。特に成長期に同じ側で長時間繰り返している場合は、歯列や噛み合わせへの影響も考慮することが大切です。左右差やほかの癖も含めてお子様の様子を見守りましょう。
4.頬杖だけではない|歯並びに関係する子どもの癖

子どもの歯並びが気になると、目につきやすい頬杖だけを「原因なのでは?」と考えてしまうことがあります。しかし、歯や顎は日常生活の中で舌・唇・頬などからさまざまな力を受けています。頬杖だけでなく、口呼吸や指しゃぶり、食べ方などの習慣が長期間続いている場合も、歯並びや噛み合わせとの関係を確認することが大切です。一つの癖だけを注意するのではなく、お子様が普段どのように口を使っているのかを全体的に観察してみましょう。
口呼吸・ぽかん口と舌の位置
普段から口がぽかんと開いていたり、口呼吸が習慣になっていたりする場合は、舌の位置にも目を向ける必要があります。
安静時の舌は、一般的に上顎側の適切な位置に収まっていることが望ましいとされています。しかし、口が開いている状態が続くと、舌が低い位置にある場合があります。
舌や唇は歯列の内側と外側から力を加えているため、舌の位置や口周りの筋肉の使い方も歯並びを考えるうえで重要な要素です。また、鼻づまりなどによって口呼吸になっていることもあるため、原因を確認する必要があります。
指しゃぶり・爪噛み・唇を噛む癖
指しゃぶりは乳幼児期によくみられる行動ですが、年齢が上がっても頻繁に続いている場合には、前歯や噛み合わせへ影響することがあります。
また、
・爪を噛む
・下唇を噛む・吸う
・鉛筆などを噛む
・舌を前へ押し出す
といった癖も、繰り返す頻度や力のかかり方によっては歯に負担を与える可能性があります。
すぐに叱ってやめさせるのではなく、どのような場面で行っているのかを確認することが大切です。
片側ばかりで噛む・うつ伏せ寝など日常の習慣
食事の際にいつも同じ側だけで噛んでいる、うつ伏せや横向きなど同じ姿勢で長時間過ごしているといった習慣にも目を向けてみましょう。
片側噛みには、むし歯や歯の生え変わり、噛み合わせなどが関係している場合もあります。姿勢についても、それだけで歯並びが悪くなると決めつけるのではなく、複数の習慣やお口の状態をあわせて確認することが重要です。
子どもの歯並びには、頬杖だけでなく、口呼吸や舌の位置、指しゃぶり、片側噛みなどさまざまな習慣が関係する場合があります。気になる癖が続いているときは、無理にやめさせるだけでなく、その背景やお口の機能まで含めて確認することが大切です。
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子どもの歯並びには、頬杖だけでなく、口呼吸や舌の位置、指しゃぶり、片側噛みなどさまざまな習慣が関係する場合があります。気になる癖が続いているときは、無理にやめさせるだけでなく、その背景やお口の機能まで含めて確認することが大切です。
5.「ただの癖」と決めつけない|頬杖をつく背景を確認しよう

子どもが何度注意しても頬杖をついていると、「癖になっているからやめさせなければ」と考える保護者の方も多いでしょう。しかし、頬杖は単なる癖として無意識に行っているだけではなく、座っている姿勢や机・椅子の環境、お口の状態などが関係している場合もあります。頬杖そのものを注意するだけではなく、「なぜその姿勢を取りやすいのか」という背景にも目を向けることが大切です。
姿勢や机・椅子の高さが合っていない
勉強や食事をしているときに頬杖が多い場合は、まず座っている環境を確認してみましょう。
例えば、
・机が高すぎる・低すぎる
・椅子の高さが体格に合っていない
・足が床や足台につかず不安定になっている
・テレビやタブレットを見る方向に体が傾いている
などがあると、楽な姿勢を取ろうとして頬杖をつくことがあります。
成長期は身長も変化するため、以前は合っていた机や椅子が現在の体格に合わなくなっていることもあります。頬杖を注意する前に、体を安定させて座れる環境になっているかを確認してみましょう。
噛み合わせや顎の位置が気になって頬杖をついている可能性
いつも同じ側で頬杖をついている場合には、お口の状態にも目を向けます。
歯の生え変わりや噛み合わせの左右差などによって、お子様自身が無意識に顎の位置をずらしている可能性も否定できません。また、片側ばかりで噛む、顎を左右にずらして噛むといった様子があれば、歯並びや噛み合わせも確認しておくとよいでしょう。
ただし、頬杖をつく原因が必ず噛み合わせにあるとは限らないため、自己判断で結びつけないことが大切です。
鼻呼吸や口腔機能など頬杖以外にも目を向ける
頬杖が気になるときは、普段のお口の使い方も一緒に観察してみましょう。
口がぽかんと開いている、口呼吸が多い、舌が前に出る、食べるときに片側ばかり使うなどの様子があれば、舌や唇、咀嚼などの口腔機能が関係していることもあります。
また、鼻づまりによって鼻呼吸がしにくい場合もあるため、必要に応じて医科との連携も検討します。
子どもの頬杖は「ただの癖」と決めつけず、姿勢や生活環境、噛み合わせ、呼吸や口腔機能などを幅広く確認することが大切です。背景を知ることで、お子様に合った対応方法を考えやすくなります。
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子どもの頬杖は「ただの癖」と決めつけず、姿勢や生活環境、噛み合わせ、呼吸や口腔機能などを幅広く確認することが大切です。背景を知ることで、お子様に合った対応方法を考えやすくなります。
6.家庭で確認できる歯並び・噛み合わせのチェックポイント

頬杖が歯並びに影響していないか心配なときは、ご家庭でもお子様の顔つきや噛み合わせ、食べ方などを観察してみましょう。ただし、見た目だけで歯並びや顎の成長に問題があるかを判断することはできません。大切なのは、「正常か異常か」を保護者の方だけで判断するのではなく、以前と比べて気になる変化がないかを確認することです。普段の様子を知っておくと、歯科医院へ相談するときにも役立ちます。
顔や歯並びを正面から見たときに左右差がないか
まずは、お子様が自然に正面を向いた状態で顔や口元を見てみましょう。
例えば、
・顎がいつも左右どちらかにずれて見える
・口角の高さに大きな左右差がある
・歯の中心が左右にずれているように見える
・噛んだときに顎を横へ動かしている
といった様子がないか確認します。
顔にはもともとある程度の左右差があるため、わずかな違いだけで異常と判断する必要はありません。以前より左右差が目立つ、いつも同じ方向へ顎をずらすなどの変化があれば相談の目安になります。
上下の前歯や奥歯の噛み合わせにずれがないか
次に、奥歯を自然に噛んでもらい、上下の歯の位置を確認します。
前歯が噛み合わず隙間がある、下の前歯が上の前歯より前に出ている、一部だけ上下の噛み合わせが反対になっているなどの状態がないか見てみましょう。
ただし、乳歯から永久歯への生え変わりの時期には、歯並びが一時的に不揃いに見えることもあります。見た目だけで判断せず、成長段階を踏まえた評価が必要です。
頬杖以外の口腔習癖や食べ方に気になる様子がないか
歯並びだけでなく、日常生活でのお口の使い方も重要なチェックポイントです。
口がいつも開いている、指しゃぶりや唇を噛む癖が続いている、食事で片側ばかり使う、前歯で食べ物を噛み切りにくそうにしているなどの様子がないか観察しましょう。
家庭では、顔や歯並びの左右差、上下の噛み合わせ、口腔習癖や食べ方をあわせて確認することがポイントです。気になる変化が続く場合は写真などで記録しておき、歯科医院で成長や噛み合わせを確認してもらいましょう。
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家庭では、顔や歯並びの左右差、上下の噛み合わせ、口腔習癖や食べ方をあわせて確認することがポイントです。気になる変化が続く場合は写真などで記録しておき、歯科医院で成長や噛み合わせを確認してもらいましょう。
7.子どもの頬杖が気になるとき家庭ではどう対応する?

子どもが何度も頬杖をついていると、「歯並びが悪くなるからやめなさい」とその都度注意したくなるかもしれません。しかし、頬杖は無意識に行っていることも多く、注意するだけではなかなか改善しない場合があります。大切なのは、頬杖をつくこと自体を叱るのではなく、どのような場面で頬杖が増えるのかを確認し、自然に減らしやすい環境を整えることです。歯並びや噛み合わせの変化もあわせて見守っていきましょう。
強く叱るより頬杖をつく場面やきっかけを把握する
まずは、お子様がいつ頬杖をついているのか観察してみましょう。
例えば、
・宿題やお絵描きをしているとき
・食事をしているとき
・テレビやタブレットを見ているとき
・疲れているとき
・いつも同じ側に体を傾けているとき
など、特定の場面に偏っていないかを確認します。
無意識の癖を強く叱られると、お子様自身もどう直せばよいのか分からないことがあります。「また頬杖してる!」と繰り返し注意するより、頬杖をつきやすい理由を一緒に探すことから始めましょう。
机・椅子・足元など姿勢を保ちやすい環境を整える
頬杖が多い場合は、座っている環境が現在の体格に合っているかも確認します。
椅子が高く足がぶらぶらしている、机との高さが合っていないといった状態では、体が安定せず、手で顔を支える姿勢になりやすいことがあります。
足が床や足台につくように調整し、机と椅子の高さ、画面を見る位置なども見直してみましょう。成長に合わせて定期的に調整することも大切です。
癖が続く・歯並びに変化がある場合は自己判断せず相談する
環境を整えても頬杖が長期間続く場合や、顎のずれ、歯並び・噛み合わせの左右差などが気になる場合は、歯科医院へ相談してみましょう。
頬杖だけでなく、歯の生え変わりや顎の成長、舌・唇の使い方、片側噛みなども確認することで、必要な対応を検討できます。
頬杖が気になるときは、強く叱ってやめさせるより、頬杖をつく場面や姿勢の環境を確認することが大切です。ご家庭で見守りながら、癖が続く場合や歯並び・噛み合わせに変化がみられる場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。
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頬杖が気になるときは、強く叱ってやめさせるより、頬杖をつく場面や姿勢の環境を確認することが大切です。ご家庭で見守りながら、癖が続く場合や歯並び・噛み合わせに変化がみられる場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。
8.頬杖と歯並びが気になったら歯科では何を確認する?

「頬杖が多いけれど、歯医者に相談するほどなのかな?」と迷う保護者の方もいるでしょう。歯科医院では、頬杖をついているという癖だけを見て治療の必要性を判断するわけではありません。歯の生え方や顎の成長、噛み合わせに加え、舌や唇の使い方なども確認します。現在の歯並びだけでなく、これからの成長によってどのように変化していく可能性があるのかを含めて評価することが大切です。
歯の生え方・顎の成長・上下の噛み合わせを確認する
まず、お子様の年齢や歯の生え変わりの状況を確認し、現在の歯並びや噛み合わせを診査します。
例えば、
・永久歯が生えるスペースがあるか
・上下の前歯の位置に大きなずれがないか
・奥歯が左右で適切に噛み合っているか
・噛んだときに下顎を横へずらしていないか
・顎の成長に大きな左右差がみられないか
などを確認します。
乳歯から永久歯へ生え変わる時期は歯並びも変化するため、その時点の見た目だけではなく、成長段階を踏まえて判断することが重要です。
舌・唇・呼吸・咀嚼などお口の機能や習癖も評価する
歯並びや噛み合わせには、歯そのものだけでなく、お口の機能も関係します。
普段の舌の位置や飲み込むときの動き、唇を閉じる力、口呼吸の有無、左右どちらで噛んでいるかなどを確認します。
さらに、頬杖以外にも、指しゃぶりやぽかん口、唇を噛む癖などがないかを確認し、歯並びへ影響する可能性のある習慣を総合的に評価します。
成長段階に応じて経過観察や小児矯正の必要性を検討する
頬杖があるからといって、すぐに矯正治療が必要になるわけではありません。
現在の噛み合わせに大きな問題がなければ、習癖や顎の成長、歯の生え変わりを定期的に確認しながら経過を見る場合もあります。一方、顎の成長や噛み合わせに問題が認められる場合には、年齢や状態に応じて小児矯正を検討することがあります。
頬杖と歯並びが気になる場合は、歯の位置だけでなく、顎の成長や噛み合わせ、舌・唇・呼吸・咀嚼などを含めて確認することが大切です。早めに相談することで、成長を見守るべきか、何らかの対応が必要かを判断しやすくなります。
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頬杖と歯並びが気になる場合は、歯の位置だけでなく、顎の成長や噛み合わせ、舌・唇・呼吸・咀嚼などを含めて確認することが大切です。早めに相談することで、成長を見守るべきか、何らかの対応が必要かを判断しやすくなります。
9.頬杖や歯並びが気になるお子様へ|当院のサポート

「いつも同じ側で頬杖をついている」「少し歯並びがずれてきたように見える」など、お子様の何気ない癖や口元の変化が気になることもあるでしょう。子どもの歯並びや噛み合わせは、現在の歯の位置だけでなく、これからの顎の成長や永久歯への生え変わりなども考えて見守ることが大切です。松本デンタルオフィスforキッズでは、お子様の成長を踏まえ、将来的な歯並びや噛み合わせまで考えた診療を行っています。
歯並びだけでなく顎の成長や噛み合わせを考えた「咬合育成」
当院では、「子供の咬合育成と親子予防を行う定期的予防管理型医院」というコンセプトのもと、乳歯から永久歯へ移行する大切な時期のお口の健康をサポートしています。
咬合育成では、単に歯をきれいに並べることだけを考えるのではなく、顎の成長や歯の生え変わり、上下の噛み合わせなどを確認しながら、健やかなお口の発育を目指すことを大切にしています。
頬杖などの癖が気になる場合にも、歯並びだけに原因を求めず、お口全体の状態を確認します。
お子様の成長段階に合わせてお口の状態を継続的に確認
子どものお口は、乳歯が生える時期から永久歯へ生え変わる時期まで大きく変化します。
そのため、一度の診察だけで将来の歯並びを決めるのではなく、定期的に歯の生え方や噛み合わせを確認し、成長に合わせて必要な対応を検討することが重要です。
現在すぐに矯正治療が必要ではない場合も、経過を見ながら適切なタイミングを考えていきます。
小児歯科・予防・歯並びを含めて親子で相談しやすい診療環境
当院では、小児歯科や小児矯正だけでなく、虫歯予防や定期的なメンテナンスにも対応しています。
また、お子様だけでなく保護者の方の歯科診療にも対応し、親子でお口の健康管理に取り組める環境を整えています。
「頬杖だけで相談してもいいの?」という段階でも、気になることがあればご相談ください。
頬杖や歯並びが気になるときは、現在の見た目だけでなく、顎の成長や噛み合わせ、これからの歯の生え変わりまで継続して確認することが大切です。お子様一人ひとりの成長に合わせながら、将来のお口の健康を一緒に見守っていきましょう。
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頬杖や歯並びが気になるときは、現在の見た目だけでなく、顎の成長や噛み合わせ、これからの歯の生え変わりまで継続して確認することが大切です。お子様一人ひとりの成長に合わせながら、将来のお口の健康を一緒に見守っていきましょう。
10.子供の頬杖と歯並びについてよくある質問

子供の頬杖に気づくと、「今すぐやめさせた方がいい?」「すでに歯並びへ影響しているのでは?」と心配になる保護者の方もいるでしょう。頬杖と歯並びの関係は、頻度や時間、左右の偏り、お子様の成長段階などによって異なります。ここでは、子供の頬杖と歯並びについて保護者の方からよくいただく疑問にお答えします。
Q1.子供が頬杖をつくと本当に歯並びが悪くなりますか?
A1.頬杖をついているからといって、必ず歯並びが悪くなるわけではありません。
歯並びには、遺伝的な要素や顎の成長、歯の大きさ、舌・唇の使い方、さまざまな口腔習癖などが関係しています。ただし、成長期に同じ方向から長時間にわたって力が加わる習慣が続く場合は、歯並びや噛み合わせとの関係に注意して見守ることが大切です。
Q2.たまに頬杖をつく程度でも歯並びに影響しますか?
A2.短時間、時々頬杖をつく程度であれば、過度に心配する必要はありません。
重要なのは、頬杖の有無だけではなく、頻度・時間・力のかかり方をあわせて確認することです。毎日長時間続いている場合は、生活環境や姿勢も見直してみましょう。
Q3.いつも同じ側で頬杖をつく場合は注意した方がよいですか?
A3.左右どちらか一方に偏っている場合は、少し注意して観察しましょう。
頬杖だけで顎の左右差が生じるとは断定できませんが、片側噛みや顎を横へずらして噛む様子などがないかも確認することが大切です。
Q4.頬杖をやめれば歯並びや噛み合わせは自然に戻りますか?
A4.頬杖をやめれば必ず元に戻るとは限りません。
歯並びや噛み合わせの状態、年齢、顎の成長などによって経過は異なります。すでにずれが気になる場合は、自己判断で様子を見続けず歯科医院で確認しましょう。
Q5.頬杖が気になる場合、何歳頃から歯科医院に相談すればよいですか?
A5.「何歳から」と決めて待つ必要はなく、気になった時点で相談できます。
特に歯の生え変わりや噛み合わせ、顎の位置に気になる変化がある場合は、早めに確認しておくと安心です。
子供が頬杖をついているからといって、それだけで歯並びや噛み合わせが悪くなるとは限りません。歯並びには、顎の成長や歯の生え方、遺伝的な要素、舌・唇の使い方、口呼吸、片側噛みなど、さまざまな要因が関係しています。
ただし、成長期にいつも同じ側で長時間頬杖をつく習慣が続いている場合は、歯や顎に一定方向から力が加わることもあるため、普段の様子を確認しておくことが大切です。頬杖だけを強く叱ってやめさせるのではなく、机や椅子の高さ、座る姿勢、頬杖をつきやすい場面などにも目を向けてみましょう。
また、顎を左右どちらかへずらして噛む、片側ばかりで食べる、歯並びや噛み合わせの左右差が気になるといった様子がみられる場合は、頬杖以外の原因が関係している可能性もあります。
子供のお口は、乳歯から永久歯への生え変わりや顎の成長に伴って変化していきます。「ただの癖だから」と決めつけず、気になる変化があれば成長段階に合わせて歯科医院で確認することが、将来の健やかな歯並びや噛み合わせを見守るための第一歩です。
気になる症状やお悩みがある方は、まずはお気軽にご相談ください。
監修:松本デンタルオフィスforキッズ
所在地:東京都東大和市向原4丁目1−2
電話:042-569-8127
*監修者
医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィスforキッズ
ドクター 松本圭史
*経歴
2005年 日本大学歯学部卒業。2005年 日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 入局。
2006年日本大学歯学部大学院 入学。2010年 同上 卒業。
2010年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 助教
2013年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 専修医
2016年 医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス 新規開院
2025年 医療法人社団桜風会松本デンタルオフィスforキッズ 開院予定
*所属学会
・日本補綴歯科学会
・日本口腔インプラント学会
・日本歯科審美学会
・日本顎咬合学会
*スタディグループ
・5-D Japan
・Esthetic Explores
詳しいプロフィールはこちらより