東大和市の歯医者・歯科|松本デンタルオフィスforキッズ東大和

受付時間

午前
9:00~13:00
   午後
14:00~18:00

24時間WEB予約|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

24時間
WEB予約

アクセス・診療時間|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

アクセス
診療時間

初めての方へ|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

初めての方へ

24時間WEB予約|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

24時間WEB予約

患者様専用電話|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

午前9~13時
午後14~18時

アクセス・診療時間|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

アクセス診療時間

初めての方へ|東大和市ママと子供(小児矯正/小児歯科)の歯医者・歯科:松本デンタルオフィスforキッズ東大和

初めての方へ

       

コラム

Column

2025.11.24

歯並びは遺伝的要因が大きい!子供の成長を活かしたマイオブレースとは?

1. 「うちの子の歯並び、大丈夫?」気になる“遺伝”と“成長”の関係を知る

・歯並びはどこまで遺伝するのか

子どもの歯並びについて、「自分が歯並びで苦労したから、子どもも同じになるのでは…」と心配される保護者の方は少なくありません。確かに歯並びには“遺伝的要因”が存在します。顎の大きさや形、歯のサイズ、噛み合わせの傾向などは親から子へ引き継がれやすい特徴です。もし親の顎が小さければ、子どもの顎も小さくなる可能性は高く、結果として歯が並ぶスペースが不足し、叢生(ガタガタ)につながることもあります。

しかし、誤解しないでいただきたいのは「遺伝した=必ず歯並びが悪くなる」ではないということです。同じ骨格を受け継いでいても、成長期にどれだけ顎を発達させられるか、そして口周りの使い方が適切かどうかで、最終的な歯並びは大きく変わっていきます。遺伝はあくまで“方向性”を決めるものであり、歯並びという結果そのものを決めているわけではありません。

・生活習慣や癖が与える“後天的要因”

歯並びに影響を与えるのは遺伝だけではありません。むしろ近年の小児歯科では、後天的な生活環境や癖の方が歯並びに強く影響していることが明らかになりつつあります。たとえば以下のような習慣は、顎の成長や歯の位置に大きく関わります。

・指しゃぶりや爪噛み
・口呼吸(お口ポカン)
・舌で歯を押す、または舌が常に低い位置にある癖(低位舌)
・頬杖をよくつく習慣
・柔らかい食事が多く、噛む回数が少ない生活

とくに重要なのが「舌の位置」です。本来、舌は上あごの内側に軽く触れているのが正しい位置ですが、舌が常に下に落ちていると顎を広げる力が働かず、歯が並ぶスペースが不足しやすくなります。また、口呼吸が続くと唇の筋肉が弱くなり、前歯が押し出されて出っ歯になりやすくなるケースもあります。

つまり、歯並びは“遺伝50%、生活習慣50%”と言われるほど、子どもの日常の積み重ねが大きく影響します。歯が自然に並ぶための条件を整えるには、幼い頃から口周りの機能を整えることがとても重要なのです。

・早期に知っておきたい「成長を味方にする」考え方

子どもの歯並びを整えるうえで最も大切な視点は、「成長をどう味方につけるか」です。6〜12歳は顎の骨が大きく発育する時期で、この時期に正しい呼吸や舌の使い方、姿勢を身につけることで、歯がきれいに並ぶためのスペースを自然につくることができます。

この考え方は従来の“歯を動かす矯正”とは違い、子どもの持つ自然な成長力を最大限に引き出すアプローチです。骨格は成長によって変化するため、成長期に適切な働きかけをすることで、遺伝的に小さかった顎が広がったり、歯が並ぶ余白が生まれたりすることがあります。

近年注目されているマイオブレースはまさにこの考え方を取り入れた矯正方法で、口呼吸や舌の癖など“歯並びの原因”にアプローチすることで、健全な顎の成長を促します。歯を無理に動かすのではなく、機能を整えて自然な位置へ導くという点が特徴です。

遺伝だけでは決まらない子どもの歯並び。成長期にどれだけ正しい環境を整えてあげられるかで、未来の歯並びは大きく変わります。

2. 歯並びは遺伝だけじゃない!口周りの筋肉や癖が大きく影響する理由

・指しゃぶり・口呼吸などの悪習癖が歯列に与える影響

子どもの歯並びは遺伝だけで決まるわけではなく、むしろ日常の生活習慣が大きく影響します。特に0〜10歳頃は、口周りの機能がまだ未発達で、些細な癖が歯列や顎の発育に大きな影響を与えます。代表的なものが、指しゃぶりや口呼吸、爪噛み、頬杖などの悪習癖です。

指しゃぶりは前歯を前方に押し出す力が働くため、出っ歯や開咬(前歯が噛み合わない状態)を引き起こしやすくなります。また、口呼吸が続くと唇の筋肉が弱くなり、口がポカンと開いた状態が習慣化します。これにより歯の外側からの支えが失われ、前歯が前方へ倒れ込みやすくなるだけでなく、顎の発育不足にもつながります。

さらに、頬杖をつく習慣は片側から継続的な力が加わり、顔のゆがみや噛み合わせの偏りを引き起こすことがあります。このように、普段の何気ない癖が歯並びを大きく乱す要因になるため、早い段階で気づき、改善していくことが重要です。

・舌の位置が歯並びに直結する重要な理由

歯並びに関わる要素の中で最も重要と言われているのが「舌の位置」です。本来、舌は上あごの内側の“スポット”と呼ばれる位置に軽く触れているのが正しい状態です。この位置に舌があることで、成長期の上顎は内側から均等に押し広げられ、歯が並ぶスペースが適切に確保されます。

しかし、舌が常に下に落ちた「低位舌」の状態だと、上顎を広げる力が働かず、歯列が狭くなりやすくなります。これが叢生(ガタガタ)や出っ歯の大きな原因の一つです。また、舌で前歯を押す癖(舌突出癖)があると、前歯が前方に押し出され、歯列が乱れたり、開咬になったりすることもあります。

舌の位置は本人が自覚しにくく、保護者の方が見ても気づきにくいことが多いため、正しい位置を身につけるための専門的なアプローチが必要になることもあります。これが後述するマイオブレースが注目される理由の一つです。

・骨格だけでなく「機能」が歯並びを決めるという事実

歯並び=遺伝と考えられがちですが、実際は「骨格+口腔機能(呼吸・嚥下・舌の使い方・姿勢)」によって決まります。骨格の遺伝は避けられませんが、呼吸や舌の位置、食事の仕方、姿勢といった機能は改善することができます。とくに口呼吸から鼻呼吸へ、低位舌から正しい舌位へ、噛む力を鍛える食習慣へと整えることで、顎の成長が促され、歯が並ぶスペースが自然に広がることが期待できます。

つまり、歯並びを整えるためには「歯だけを見る」のではなく、「口の使い方」「呼吸の仕方」「舌の位置」「全身の姿勢」まで総合的に捉える必要があります。この機能面へのアプローチこそ、マイオブレース矯正が高く評価されている理由です。遺伝で決まると思われていた歯並びが、機能を整えることで改善していくケースは多く見られます。

3. 成長期は“最大のチャンス”!顎の成長を利用した矯正の考え方

・6〜12歳の成長期が鍵になる理由

歯並びを整えるうえで、もっとも大切になるのが「いつ始めるか」というタイミングです。特に6〜12歳の時期は、顎の骨が大きく成長する“ゴールデンエイジ”と言われています。この時期には、骨が柔らかく成長スピードが速いため、適切な働きかけをすることで顎の発育を自然に促し、歯が並ぶスペースを確保しやすくなります。

また、この時期は乳歯と永久歯が混ざり合う「混合歯列期」であり、永久歯はまだ幼若で虫歯や外力に弱い特徴があります。逆にいうと、まだ固定されていないため、顎自体の成長をサポートしてあげることで、歯の並ぶ土台を大きく変えることが可能です。ワイヤー矯正のように“歯そのものを動かす”のではなく、“歯が並ぶ土台を整えてあげる”ことができるのは、この限られた時期だけです。

・顎の発育不足と歯並びの関係

歯並びが乱れる理由の多くは「スペース不足」です。現代の子どもは食生活の変化や口呼吸の増加、柔らかい食事の摂取傾向により、顎の発育が十分に行われないケースが増えています。顎が小さいと、歯がきれいに並ぶためのスペースが確保できず、叢生(ガタガタ)、出っ歯、受け口など、さまざまな不正咬合につながります。

さらに、舌の位置が正しくない場合、顎を内側から広げる自然な力が働かず、成長がさらに阻害されてしまいます。このように、顎の成長は食事・呼吸・姿勢と密接に関わっており、それらが整わないまま成長期を迎えると、歯並びは遺伝以上に悪化しやすくなります。

しかし、顎の発育不足は必ずしも“生まれつき”によるものではなく、成長期のサポート次第で大きく改善が期待できます。骨が成長している途中であれば、正しい機能を身につけることで顎が広がり、歯が並ぶスペースが自然に確保されることがあります。

・成長を利用できる矯正、利用できない矯正の違い

矯正には大きく分けて2つのアプローチがあります。一つはワイヤー矯正やマウスピース矯正のような「歯そのものを動かす」方法。もう一つは、マイオブレースのように顎の成長を促し、「歯が自然に並ぶ環境を整える」方法です。

歯を直接動かす矯正は、大人になっても適用できますが、成長期の顎の発育を利用することはできません。つまり、スペース不足が大きい場合には歯を抜いて並べることになったり、無理に動かすことで後戻りのリスクが高くなる場合もあります。

一方で、成長を利用する矯正は“今しかできない”という特別なメリットがあります。顎の骨が成長途中である小児期なら、呼吸や舌の使い方を整えることで、顎の広がりを自然に促し、歯がきれいに並ぶ土台を作ることができます。このアプローチは、歯を抜く必要が少なくなるうえに、仕上がりが自然で後戻りしにくいという特徴があります。

成長期の矯正は、歯並びをただ整えるだけでなく、将来の噛み合わせや呼吸の質、顔つきの成長にも影響します。だからこそ、この時期を逃さず、適切な方法で顎の発育をサポートしていくことが非常に大切です。

4. マイオブレースとは?歯を「動かす」のではなく“育てる矯正”

・従来矯正との違い

マイオブレースは、一般的に知られているワイヤー矯正やマウスピース矯正とは根本的に考え方が異なります。従来の矯正は、歯に力をかけて“今あるスペースの中で歯を並べる”方法です。歯列が狭い場合はスペース不足を補うために抜歯が必要になることもあり、歯そのものに直接力をかけるため、痛みや違和感が生じることもあります。

一方、マイオブレースは「歯を動かす」のではなく、「歯が自然に並ぶ環境を整える」ことを目的とした矯正法です。歯並びが悪くなる原因は“骨格”だけでなく、“口の使い方”や“呼吸の仕方”などの機能にあることが多いため、その原因にアプローチすることで顎の健全な成長を促し、歯が並ぶスペースを自然に確保していきます。これはまさに、小児期の成長を最大限に活かした矯正方法と言えます。

・マイオブレース装置の特徴

マイオブレースの専用装置は、柔らかい素材でできた取り外し式のマウスピース型装置です。装着時間は主に寝ている間と日中の1〜2時間で、学校に持っていく必要はありません。痛みがほとんどなく、負担が少ないことから、小さな子どもでも続けやすい点が大きな特徴です。

装置内部は舌が正しい位置に収まるよう設計されており、自然と舌位置が改善される工夫が施されています。また、口呼吸が改善されるように唇の閉じる力をサポートする形状となっており、鼻呼吸が習慣化しやすくなっています。

さらに、噛む・飲み込む・姿勢などの筋機能に影響を与えるため、単に歯並びだけでなく、お口全体の機能の発達をサポートします。成長期の子どもにとって「正しい機能が自然と身につく環境をつくる」という点が、マイオブレースの最大の強みです。

・痛みが少なく、自然な成長を促すメカニズム

マイオブレースが“育てる矯正”と言われる理由は、矯正力のかけ方が非常に自然であり、痛みがほとんどないからです。歯に強い力をかけるのではなく、装置を通じて舌や口の周りの筋肉を正しく働かせることにより、本来の成長力を引き出していきます。

鼻呼吸の確立、舌の正しい位置、唇の閉じる力、正しい嚥下(飲み込み)などが整うことで、顎が内側から拡がり、歯が並ぶためのスペースが自然に生まれます。これは、歯の位置を無理に動かす矯正とは違い、身体が本来持つ成長を活かす方法であり、後戻りが少ないことも大きなメリットです。

また、姿勢の改善にもつながることがあり、呼吸の質や睡眠の質が向上するケースも見られます。こうした全身の機能改善が、結果として歯並びの改善にも結びついていくのがマイオブレースの特長です。

成長期の子どもの「自然な成長力」を最大限に活かし、歯を育てるように整えていく。それがマイオブレースという矯正方法の本質です。

5. なぜ遺伝的な歯並びにも効果が期待できるのか?マイオブレースの本質

・遺伝ではなく「機能」にアプローチする矯正

「歯並びは遺伝だから仕方ない」と考えてしまう保護者の方は少なくありません。確かに顎の大きさや骨格の形には遺伝が関与する部分もあります。しかし、歯並びを乱す原因の多くは“生活習慣”や“口の機能”によって作られます。実際、親子で同じような歯並びになるケースでも、指しゃぶりや口呼吸、舌の癖など“生活環境が似ていること”が原因となっていることも多いのです。

マイオブレースは、この「機能」に焦点を当てた矯正方法です。歯が並ぶスペースをつくるのは骨格だけではなく、舌や唇、頬の筋肉などの働きによって形成される“力のバランス”が大きく影響します。舌が正しい位置(上あごのスポット)にあると、上顎は内側から押し広げられ、歯が並ぶ環境が整います。一方で、舌が下に落ちる低位舌や、口呼吸の習慣は顎の発育を妨げてしまいます。

マイオブレースはこの舌や口周りの筋肉・呼吸の習慣を改善することで、子どもの本来持つ成長力を引き出し、遺伝的に小さめの顎でも“並ぶスペースを育てる”ことを可能にします。これが、遺伝による歯並びにも改善が期待できる大きな理由です。

・呼吸・嚥下・姿勢への影響

マイオブレースは歯並び改善だけでなく、「呼吸」「舌の動き」「正しい飲み込み方(嚥下)」「姿勢」といった身体全体の機能にもアプローチします。

まず呼吸に関して言えば、口呼吸の習慣が続くと、唇の筋肉が弱くなり、前歯が前方に倒れ込みやすくなります。また、口が開きやすくなることで舌の位置も低くなり、上顎の発育が妨げられます。マイオブレースでは鼻呼吸を習慣化するトレーニングや、唇を閉じる力を育てる装置の形状によって、自然と呼吸の質が改善されます。

さらに、飲み込み方(嚥下)にも変化が起こります。舌で前歯を押して飲み込む癖があると、前歯が前方に押し出され、出っ歯や開咬の原因になります。マイオブレースのトレーニングでは、舌を正しい位置に置いて飲み込む“正しい嚥下パターン”を習慣化するため、歯列への不要な力が減り、歯並びが整いやすくなります。

また、姿勢も歯並びと密接に関係します。猫背やうつむき姿勢が続くと気道が狭くなり、口呼吸を誘発しやすくなります。トレーニングでは姿勢の改善にも目を向けるため、呼吸・舌の位置・顎の成長がよりスムーズに行われる環境を整えていきます。

・顎の成長を最大化するサポート

マイオブレース矯正の本質は、“顎が成長できる環境を整えること”にあります。歯がきれいに並ぶためには、歯一本一本が収まる“アーチの広さ”が必要ですが、このアーチは舌の位置・鼻呼吸・姿勢などが整うことで自然と広がっていくものです。

従来矯正のように「歯を押して動かす」アプローチとは異なり、マイオブレースは“顎本来の成長力を引き出す”ことを目的としています。成長期の子どもは、適切な働きかけがあれば顎の骨が内側から成長し、スペースが広がる可能性が十分にあります。これにより、抜歯の必要性が減り、自然な歯並びを実現しやすくなります。

さらに、成長を利用した治療は後戻りが少ないことも大きなメリットです。歯並びが悪くなる原因となっていた機能が改善されているため、治療後も歯が本来の位置に留まりやすくなり、長期的に安定した噛み合わせを維持しやすくなります。

遺伝の影響がある場合でも、成長期に機能へアプローチすることで、顎を育て、歯を育てることができます。これが、マイオブレースが“遺伝に負けない矯正”と言われる理由です。

6. マイオブレースで改善が期待できる歯並びと症状

・出っ歯・受け口・叢生などの歯列不正

マイオブレースは「機能にアプローチする矯正」のため、従来のワイヤー矯正やマウスピース矯正とは異なり、歯そのものを強制的に動かすわけではありません。しかし、実際には多くの歯並びの悩みに効果が期待できます。代表的なのは出っ歯(上顎前突)、受け口(反対咬合)、叢生(ガタガタ)といった不正咬合です。

出っ歯の原因は「唇を閉じる力の弱さ」や「舌の位置」、そして口呼吸による上顎の成長不足が関係しています。マイオブレースでは、これらの機能改善を通じて、鼻呼吸の確立や舌の正しい位置を覚えさせることで、上顎が横方向に成長しやすくなり、歯列が広がることで前歯の突出感が改善することがあります。

また、受け口(反対咬合)は、舌の位置が低く前方に押し出される癖や、口呼吸による顎の発育不良が影響しているケースが少なくありません。舌を正しい位置へ導くトレーニングや姿勢の改善によって、下顎前方への筋の過緊張を減らし、成長バランスを整えることが期待できます。

叢生(ガタガタ)は顎が狭くて歯が並ぶスペースが足りないことが主な原因ですが、マイオブレースでは顎の成長を促して歯列の幅を広げるアプローチが可能なため、抜歯を回避できる可能性が高まります。

・口呼吸・いびき・お口ポカンの改善

マイオブレースの特徴として、歯列だけでなく「呼吸の質」を改善する点が挙げられます。口呼吸の習慣がある子どもは、口が常に開いた“お口ポカン”の状態になりやすく、これが歯並びの悪化を加速させます。唇の筋力が弱くなるため前歯が前に倒れやすく、舌は下に落ちて上顎を押し広げる作用がはたらかず、結果として上顎は細く狭い形に成長してしまうことがあります。

マイオブレースの装置は唇を閉じやすい構造となっており、日常のトレーニングと組み合わせることで鼻呼吸を自然に促します。鼻呼吸が習慣化すると、いびきの改善につながったり、寝ている間の口の乾燥が減ることで虫歯リスクを軽減したりと、口腔環境にも良い影響が広がります。

また、呼吸の改善に伴い、日中の集中力や睡眠の質が向上するという報告もあります。これは、十分な酸素交換ができるようになることで、脳や身体の発達に良い循環が生まれるためです。歯並びだけではなく、子どもの生活全体の質(QOL)が向上する可能性がある点も、マイオブレースの大きな魅力です。

・子供の生活の質(QOL)の変化

マイオブレースは単なる歯並び改善の装置ではなく、子どもの成長に必要な「呼吸・姿勢・筋機能」を整えるプログラムでもあります。これにより、歯並びだけでなく、生活全体にポジティブな変化が生まれます。

例えば、以下のような変化がよく見られます。
・鼻呼吸になり、風邪をひきにくくなる
・口が閉じることで表情が明るくなる
・舌の位置が安定し、食事や飲み込みがスムーズになる
・姿勢が改善して集中力が高まる
・睡眠の質が上がり、日中の活力が増す

これらはすべて、口腔機能の改善と顎の自然成長が正しい方向に働くことで生まれます。特定の歯だけを動かす矯正とは異なり、全身の成長と調和しながら歯並びを整えるため、長期的な安定性が期待できる点も大きなメリットです。

マイオブレースは、成長期だからこそ実現できる「根本からの改善」を目指す矯正方法です。歯並びだけでなく、呼吸や姿勢、睡眠、生活習慣まで総合的にサポートすることで、子どもがより健康的に成長できる環境を整えます。

7. 実際の治療の進み方:検査からトレーニング、装置の使い方まで

・初診・精密検査:歯並びだけでなく“原因”を徹底的に調べる

マイオブレース治療は、単に歯並びを見るだけの矯正ではありません。そのため、初診時の検査はとても丁寧に行われます。まず視診で歯並び・噛み合わせ・生え変わりの状況をチェックし、子どもの口の使い方を観察します。口が開きがちか、舌はどこにあるか、呼吸が口呼吸になっていないかなど、歯並びの“背景”を細かく確認します。

続いて、歯列模型の採得やレントゲン撮影を行い、顎の大きさ、骨格の成長バランス、永久歯の生えるスペースを正確に分析します。さらに、口腔筋機能(MFT)の検査として、舌の位置、飲み込み方、唇の力、頬の筋肉の動きも確認します。

マイオブレース治療では「なぜ歯並びが乱れたのか?」という原因を突き止めることが成功のカギとなるため、検査段階で口腔機能と顎の発育状況をしっかり把握することが欠かせません。

・マイオブレーストレーニング:舌・呼吸・姿勢を整える基本プログラム

診断結果を踏まえて治療計画が決定したら、いよいよマイオブレース専用のトレーニングが始まります。マイオブレース治療の大きな特徴は、装置をつけるだけでなく「口の使い方を改善するトレーニング」を並行して行う点にあります。

このトレーニングは、舌を正しい位置に置く練習、唇を閉じる筋力を鍛える練習、鼻呼吸を習慣化させる練習など、多岐にわたります。歯科医院では動画や道具を使いながら子どもでも楽しめるように工夫されており、遊び感覚で続けられるよう配慮されています。

特に重要なのが舌の位置です。舌が上あごに正しく収まるようになると、顎が内側から広がりやすくなり、歯が並ぶスペースが自然に確保されます。また、正しい飲み込み方を覚えることで、前歯を押してしまう癖が減り、出っ歯や開咬の改善にもつながります。

・自宅での習慣づけと通院内容:家庭と医院の二人三脚で進める治療

マイオブレースは、医院でのトレーニングだけではなく“家庭での習慣づけ”が非常に重要です。装置の使用時間は、主に夜間+日中の1〜2時間が目安となっており、これを継続することで舌や唇の位置が自然と改善されていきます。

自宅では、毎日数分の専用トレーニングを行い、鼻呼吸・姿勢・舌の使い方を意識する習慣を身につけます。学校に持ち込む必要はないため、生活への負担も最小限です。

一方、歯科医院では月1回程度の通院で、装置のフィッティング確認、舌・唇の機能チェック、姿勢や呼吸の改善度の確認を行います。また、成長に伴い装置のサイズや種類が変わるため、段階的に装置を切り替えていきます。

この「家庭 × 医院」の二人三脚こそ、マイオブレース治療の成功に欠かせないポイントです。特に成長期の子どもは日々変化するため、定期的なチェックで成長を最大限に活かしながら進めることができます。

8. マイオブレースが失敗するケースとは?成功の鍵は“習慣づけ”

・装置の使用時間・トレーニング不足が結果に大きく影響する

マイオブレースは、ワイヤー矯正のように“装置が勝手に歯を動かしてくれる”治療ではありません。根本的な改善を目指すため、呼吸・舌・唇の機能を変えていく必要があり、そのためには一定の装置使用時間と毎日のトレーニングが欠かせません。

特に重要なのが、夜間の装着と日中1〜2時間の使用です。この使用時間が不足すると、舌の位置が安定せず、口呼吸の改善も進みにくいため、顎の成長を促す効果が十分に発揮されません。同様に、医院で習ったトレーニングを自宅で継続できない場合も、改善スピードが遅くなったり、効果が出にくくなることがあります。

マイオブレース治療が失敗したように見えるケースの多くは、「装置を使えていなかった」「トレーニングが習慣化できていなかった」という原因が大半を占めています。これは裏を返せば、正しく続けていくことで高い効果が期待できる治療とも言えます。

・悪習癖が残ってしまう原因と改善の難しさ

歯並びを乱す最大の原因は、指しゃぶりや口呼吸、舌突出癖など、日常の悪習癖です。マイオブレースでは、この“悪習癖の根本改善”を目指すため、多くの子どもが改善していきますが、時に癖がなかなか取れないケースもあります。

癖が残る大きな理由は、子ども自身が無意識に行っているものだからです。例えば、寝ている間の口呼吸や、飲み込み動作時に舌が前歯を押す癖などは、本人の意識ではコントロールしにくい行動です。このため、改善には継続したトレーニングと、保護者の見守り・声かけが必須となります。

また、家庭の生活環境が癖を助長してしまうこともあります。柔らかい食事ばかりで噛む習慣が身についていなかったり、姿勢が悪いままスマホを長時間見続けたりする生活は、口呼吸や舌の誤った位置を引き起こしやすくなります。悪習癖は、環境そのものを見直すことで改善スピードが大きく変わります。

・家族の協力が成功の理由。「続けられる環境づくり」がすべて

マイオブレース治療を成功させる最も大切な要素は「継続」です。装置の装着時間・トレーニング・生活習慣の改善を続けていくためには、子どもだけに任せるのではなく、家族全体でサポートすることが不可欠です。

例えば、寝る前に家族で決まった時間にトレーニングを行ったり、食事の時間を姿勢良く過ごすよう声かけをしたり、鼻呼吸を促すために加湿・環境を整えたりすることで、習慣はぐっと身につきやすくなります。特に低年齢の子どもは、自宅での声かけがあることで正しい舌の位置や姿勢を意識しやすくなり、成果が出やすくなります。

また、月1回の通院で、装置のフィット感や日々のトレーニングの進み具合を確認し、成長に合わせてケア内容を調整することも重要です。家庭と歯科医院が二人三脚で取り組むことにより、矯正効果が最大限に発揮されます。

マイオブレースの成功とは、単に歯並びが改善するだけでなく、子どもの呼吸・姿勢・舌の使い方が整い、長期的に健康的な成長が促されることです。継続こそが、その未来につながる鍵となります。

9. 治療中の変化:呼吸・姿勢・表情の変化が歯並びに与える影響

・舌の位置の変化が歯並びと顎の成長を左右する

マイオブレース治療を進めていくと、まず大きく変わり始めるのが「舌の位置」です。最初の頃は舌が下に落ちていたり、飲み込むたびに前歯を押していた子どもでも、装置の誘導とトレーニングの積み重ねによって、舌が上あごの“スポット”に自然と収まるようになっていきます。

舌が正しい位置にあると、上顎は内側から均等に広げられるため、成長期特有の顎の発育がしっかりと促されます。これは、上顎の幅が広がり、歯が並ぶスペースが確保されるという、歯並び改善に直結する非常に重要な変化です。

また、舌の安定は嚥下(飲み込み)の癖にも大きく影響します。前歯を押して飲み込む癖が改善されると、前歯が押し出される力が減り、出っ歯や開咬の進行が止まり、自然と良い位置に落ち着いていくケースもあります。舌位の改善は、歯並びだけでなく、顎全体の成長を“正しい方向へ導く”重要なファクターです。

・呼吸や睡眠の質が変わると、子どもの顔つきも変化する

マイオブレース治療が進むにつれて、多くの保護者が驚かれるのが「呼吸の変化」です。口呼吸から鼻呼吸へ切り替わることで、口がポカンと開いた状態が改善し、唇が自然に閉じられるようになります。これにより、前歯を外側から押す癖が減り、歯並びの安定にもつながります。

鼻呼吸が定着すると、睡眠の質が向上し夜間のいびきが改善される子どもも多く見られます。特に成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、睡眠の質が上がることは全身の成長に大きなメリットをもたらします。睡眠が深くなることで、翌朝の目覚めが良くなり、日中の集中力も高まりやすくなります。

呼吸の改善は「顔つきの成長」にも影響します。鼻呼吸ができると舌が上あごに安定し、頬や唇の筋肉が正しく働くようになるため、顎の成長がバランスよく進みます。結果として、横顔(Eライン)が整ったり、頬の位置が高く見えるようになったりと、自然な美しい顔立ちへ成長する子どもも少なくありません。

・全身機能とのリンク:姿勢が変わると歯列も変わる

歯並びは口の中だけの問題と思われがちですが、実は「姿勢」や「全身の筋肉の使い方」と深く関連しています。例えば、猫背になると頭の位置が前に出るため気道が圧迫され、口呼吸が起こりやすくなります。口呼吸が続くと舌が下がり、顎の成長が妨げられる…という悪循環に陥ります。

マイオブレース治療では姿勢改善にもアプローチします。正しい姿勢を意識し、頭から背骨にかけてのラインを整えることで、気道が確保され鼻呼吸がしやすくなります。呼吸が整うと舌の位置も安定し、結果として歯並びが整いやすくなるという全身的な相乗効果が生まれるのです。

治療が進むにつれ、姿勢が良くなり、座っている時の集中力や持久力が上がるお子さまもいます。これは、姿勢と呼吸が整うことで血流や酸素供給が安定し、全身の機能が最適化されるためです。

マイオブレースの魅力は、歯並びだけでなく、身体全体を成長に適した方向へ導いていく点にあります。歯並びが改善する裏側では、呼吸・姿勢・舌の位置といった多くの要素が連動し、子どもの全身の成長が整っていくのです。

10. 「将来の歯並びは、今の選択で変えられる」保護者へのメッセージ

・遺伝に負けないための方法を知ることが“はじめの一歩”

「歯並びは遺伝だから仕方がない」と諦めてしまう保護者の方は少なくありません。しかし近年の小児歯科では、歯並びは“遺伝50%、生活習慣50%”と言われるほど、環境や口の使い方の影響が大きいことがわかっています。つまり、遺伝だけでは歯並びは決まりません。適切な時期に正しいアプローチをすることで、将来の歯並びを大きく変える可能性があります。

特に、6〜12歳の成長期は顎の骨が大きく発育する重要なタイミングです。この時期に舌の位置、呼吸の仕方、姿勢、飲み込み方などの“口腔機能”を整えることで、顎が自然と成長し、歯がきれいに並ぶスペースを確保できる可能性が高まります。マイオブレースは、この成長期の力を最大限利用し、遺伝的な影響にも負けない“根本改善”を目指せる矯正方法です。

・成長期を逃さない大切さを知ってほしい

子どもの成長は驚くほど早く、歯並びの状態も日々変化していきます。特に顎の発育がピークを迎える時期は限られており、成長の波を逃してしまうと、本来得られるはずの改善効果が小さくなってしまうこともあります。

マイオブレースは、歯を力で動かす矯正ではなく「顎が成長できる環境を整える矯正」です。そのため、成長が落ち着いてからでは十分な効果が期待できないケースもあります。しかし裏を返せば、今この瞬間からでも適切な取り組みを始めれば、顎の発育を最大限に引き出し、歯並び改善につなげることができます。

さらに、早期に機能改善を行うことで、口呼吸・お口ポカン・いびき・集中力の低下など、歯並び以外の問題が改善するケースも多く見られます。これは、呼吸・姿勢・舌の位置といった「全身の成長」と「歯並び」が密接に関係しているためです。

・まずはお気軽に相談してほしい理由

歯並びや顎の成長、呼吸の癖は保護者だけでは判断しにくいことが多くあります。「見た目はそこまで悪くないと思っていたのに、顎が小さくて歯が並ばない可能性があると言われた」「口呼吸かどうかわからない」「姿勢が悪いのは歯並びに関係あるの?」など、疑問や不安は尽きません。

マイオブレース治療では、歯並びの見た目だけでなく、顎の大きさ・筋肉の動き・呼吸・姿勢まで総合的に評価するため、今のお子さまにどんなリスクがあるのかを正確に知ることができます。そして、必要な場合は成長に合わせた最適な治療計画を提案することが可能です。

「相談=すぐ治療」ではありません。まずは現状を知るだけでも、将来の選択肢は大きく広がります。正しい情報を知ることで、子どもの成長を最大限に活かすチャンスを逃さずに済むからです。

歯並びへの不安が少しでもあるなら、お気軽に相談してください。お子さまの未来の笑顔を守るために、できることはたくさんあります。保護者の一歩が、子どもの成長を大きく支える力になります。

監修:松本デンタルオフィスforキッズ
所在地:東京都東大和市向原4丁目1−2
電話:042-569-8127

*監修者
医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィスforキッズ
ドクター 松本圭史
*経歴
2005年 日本大学歯学部卒業。2005年 日本大学歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 入局。
2006年 日本大学歯学部大学院 入学。2010年 同上 卒業。
2010年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 助教
2013年 日本大学歯学部歯学部歯科補綴学第Ⅲ講座 専修医
2016年 医療法人社団桜風会 松本デンタルオフィス 新規開院
2025年 医療法人社団桜風会松本デンタルオフィスforキッズ 開院予定

*所属学会
日本補綴歯科学会
日本口腔インプラント学会
日本歯科審美学会
日本顎咬合学会
*スタディグループ
5-D Japan
Esthetic Explores

詳しいプロフィールはこちらより

お問い合わせ

Contact

東大和市の歯医者・歯科
松本デンタルオフィス for キッズ 東大和まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

一番上に戻る